ブランド銘にお金
よい商品というブランド・イメージがいったんできあがってしまいますと、そのブランド名自体が価値を持つようになりまして、ブランド名自体が法品やサービスを離れて一人歩きすることも起こってきます。価値のあるブランド自体を買い取ったり、ブランド名を使うためだけにお金を毎年払ったりということもあります。
こういうブランドの価値をはっきり認識させるような出来事は海外で多くありますね。例えば欧米における企業買収、企業合併のときに「ブランド価値」が無形資産として高く評価されることが多いです。たばこ会社のフィリプモリスが食品会社クラフトを買収したときは「クラフト」ブランドに、ネスレがイギリスの菓子メーカーを買収したときにはその菓子メーカーのブランドに対して沢山のお金が支払われたようです。
ブランドのもともとの意味とブランドの派生概念を見ていきましょう。
ブランドとは、「焼印をつけること」を意味するbranderという古ノルド語から派生したものだといわれています。昔から家畜には自分のものであることを示すためにその家の焼印が押されましてこれをブランド、ブランディングと言いました。現在でも、英語のブランドという言葉には、家畜などに押す「焼印」という意味があります。
ブランドはここから派生しまして、家畜に限らず、「識別するためのしるし」という意味を持つようになってきたようです。